©TOKYO KEIKI INC. All Rights Reserved20トピックス1東京計器レールテクノ株式会社(TRT)と東京計器株式会社が新たに開発した鉄道の軌道検査省力化システムが、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)に納入され、JR九州の新型多機能検測車に搭載されました。軌道検査省力化システムをJR九州に納入本システムは営業車両や保守用車両に搭載され、複数の軌道材料の状態を自動で検査・判定します。複数の画像センサ-を車両の床下に配置してさまざまな角度から軌道の連続撮影を行い、撮影した画像から軌道材料を個別に抽出し、脱落や欠落、不良判定や異常検出までをAI により自動判定することを目指しています。通常行われている歩行による巡回に比べて、より効率的に、安全で正確な軌道材料監視が可能になります。国内鉄道会社の超音波レール探傷車市場において7以上で採用されている実績を踏まえ、車両の床下に搭載する撮影装置TRTが、画像処理プロセッサ-を東京計器が開発しました。軌道検査省力化システムの特長開発の背景線路に使用される多くの軌道材料(部材)は、それぞれの状態を的確に把握し、適切な時期に修繕することが非常に重要です。しかしながら、徒歩で線路の状態を監視する「徒歩巡回(目視点検)」や線路内での各検査は、列車と接触する可能性を伴う危険な作業であることに加え、多大な労力が必要です。安全で持続可能な鉄道を維持するうえで、検査機器が搭載された車両での測定作業が強く求められています。東京計器製画像処理ボードFAコンピューター判定箇所確認線路状態確認JR九州の多機能検測車「BIGEYE軌道検査省力化システム資本コストや株価意識した経営の実現トピックス20243月期通期見通し20243月期2Q決算概要